妊活中、旦那がEDになってしまった経験談や克服した方法
結婚をされて周囲から良く聞かれる事と言えば、『子供はいつ頃なの?』ではないでしょうか?
しかし、実はうちの旦那がEDで、なかなか子供が出来ない。といった悩みをお持ちの方は、とてもでは無いけれど周囲には言えない悩みの一つであると思います。
私の旦那もEDになってしまった時期がありました。
今回は妊活中、旦那のEDの克服方法など経験談を交えてお伝えしていきたいと思います。
私が旦那のEDを疑い始めた時期
私は正直以前はEDという言葉を全く知らずに過ごしており、もちろんそれがどのような症状なものかも分からずにいましたが、ある時突然旦那を襲ったのがEDというものでした。
付き合って4年目頃、まだ当時結婚はしていなかった相手(今の主人)が夜の関係を求めて来なくなり、『なんでだろう?』と不思議な気持ちを抱いたのが最初でした。
そのスキンシップが無い事だけが、気にはなっていましたが、他はいつもと何ら変わらない優しい相手だったので、その時の私はそこまで事の重大さには気付いていませんでしたし、
年数が経てばスキンシップも昔みたいには、そんなに無いかな?と、悠長な事を思って過ごしていました。
しかし、あまりにもスキンシップが無い日々が続き、『他に好きな相手でも出来たのかな?』といった不安な気持ちや、『私を女として見れなくなってしまったのか?』などと、
色々と考えるようになりましたが、そんな事を本人に聞く勇気もなく、ただ平然として過ごしていました。
なので一旦は『一時的なマンネリかもしれない。』と、自分の気持ちに言い聞かせながら過ごしていましたが、不安は募る一方でした。
又、私の方からも甘えてみるという発想がなく、気付くと完全なセックスレスの状態の関係になっていました。
『結婚をする前からこんな状態で良いのか?』と、言う事に対しては決して良くは無いと思いながらも、特に相手が浮気している事が発覚した訳でもありませんでしたし、気持ちの面で
いつも支えてくれていましたので、『レスぐらい何とでもなる!』と思い始めた頃、
ネットでたまたまEDという言葉を目にして内容を見てみた所、相手の状態と似ているように感じ、『もしかしたら彼はEDなのかもしれない。』と感じ始め、いつしか彼がEDという状態だと仮定しながらの対応を取るようになっていました。
元々自分の事は言わない相手でしたから、私からEDなのか?と問いただしても答えてくれるのか?嫌な気持ちにはならないのか?
と色々な不安が頭の中を過りましたから、どうしても私の口からは言い出せませんでした。
旦那がEDをカミングアウトしてきた時
上記の事が結婚前からありましたが、私としては、仮にこのままスキンシップが無いまま結婚生活を過ごしたとしてもいいと思っていましたし、
本音は子供も授かりたい気持ちもありましたが、相手がいての自分でもあったので、万が一子供が無理でも2人の生活を大事にしていこうと決心をして、結婚に至りました。
それから結婚式を挙げてハワイにハネムーン旅行に行く事が決まり、『少しのんびりとした環境で過ごす事で、スキンシップもとる気持ちにもなれるかもしれない!』と、何処かでは少し期待もしながら、飛行機に乗り、ハワイに向かいました。
現地はとても素敵な環境でしたので、2人一緒になって色々な物を見たり食べたりとリラックスをして過ごせる事が出来、とても有意義な時間が過ごせました。
そして、夜になって二人で広いベッドでくつろぎ始めたので、良いムードになるかと思いましたが、相手は全くその気が無いような感じで、すぐに寝てしまいました。
そんな風に滞在期間中は一度も何もないまま時間が過ぎ去り、日本へ戻って来たので、正直さすがに虚しい気持ちにもなりましたが、
旅行中で相手の気分を害する事は言いたくなかったので、そのまま何事も無かったかのように普通に相手に接していました。
それから相変わらず何もないまま時が過ぎて、『さすがに私も、もう女性として見られていないんだな。』と悲しさがピークに達してしまい旦那に『どうして何もしてこないのか?』とストレートに尋ねました。
すると、ようやくその時に初めて旦那がカミングアウトしてくれた内容が、『仕事のストレスからのEDで思うように気分が上がらない。。』という言葉でした。
正直それを聞いて複雑な気持ちにはなりましたが、旦那もそこはとても悩んでいたみたいなので、『話てくれてありがとう。』という言葉を掛けました。
旦那も私に何度か話をしようとは思っていたみたいですが、『女性には理解し難い事だろうと思ったのと、私が傷つくのではないか?』と思い、なかなか言えなかったそうです。
しかしその後に旦那は『私の事は今も昔も変わらず大好きなんだけれど、体がいう事をきかない。ただ気持ちの面では本当に深く想っている。』と言ってくれた事で、
私も安心しましたし、旦那のEDをどうにか治してあげたい!と思うようになりました。
妊活中の旦那のEDの克服方法とは?
旦那はこのままでは良くないと思い、私に内緒でED治療にも行っていたそうで、もっと私が先に聞いてあげられていれば、主人の気持ちの面も楽にしてあげられたのかなと感じましたが、
そういう風に旦那が腹を割って話してくれたお陰で、なんだか変な気持ちもお互いに吹っ飛び『スキンシップに挑戦してダメな日があってもお互いに落ち込まない!』というのを合言葉のようにして妊活に挑戦する事にしました。
ごく一般家庭からみれば『妊娠する事を頑張るって大人のくせに何だか不思議。』とも感じるかもしれませんが、EDの旦那さんとの妊活というのは、
正直気持ちの面でのサポートから入らなければならないので、とても大変が多いのは事実です。
特に男性というのは女性よりもプライドというものが高いですし、『性欲が減退した』と、
いう事に対してとても自分が情けなくなるといった気持ちになる方が多いので、そこからのフォローというのは言葉を選ばないといけないので、本当に難しく、大変でした。
しかし、EDという事を旦那さん自身が一番悩んでいる事でもあるので、奥様はご主人をうまく励ましたり、おだてながら自信を持たせてあげる事が、克服方法でもあるので、スキンシップ以外の面でもご主人にうまく頼って
みたり、寄り添ってあげる事で徐々に気持ちが前向きになりますし、男性としての本能を呼び覚ます場合もあります。
私がEDの旦那を持って学んだ事は、『自分の魅力が無くなってスキンシップが無くなったから、自分磨きを頑張らないと!』と、思って、
普段履かないような下着を付けてみたり、布団で必要以上に甘えたりという事は、避けた方が良いという事でした。
理由としてはそれが逆に相手に対してプレッシャーを与えてしまう事もあるようで、『妻がこんなに頑張ってくれているのに、俺はただの役立たずだ。』
と悲観的な気持ちにさせてしまう事も良くあるので、奥さん側は今まで道りの奥さんで接してあげる事も大切です。
旦那がEDでも妊活チャンスは必ずある!
私は実は短気な性格なので『旦那がEDならもう妊娠出来ないじゃん。』などとよく考えてしまっていました。
しかし、旦那の気持ちを理解する事を忘れ、主人と向き合う事を忘れていた事に気付き、
『何もやってみないで諦めるというのは、とても勿体ない事だな。』と感じましたし、夫婦である以上は妊活以外でも様々な状況の時に、2人で励まし合いながら生きていく事も
沢山あると感じる事が出来、そこから目をそらしてしまうのは簡単な事かもしれませんが、
結局、後々後悔してしまう事も多くなりますし、いつかそれが大きな不満となって爆発してしまう事だってあるのです。
ですから、旦那さんがEDになってしまったとしても、まずはそれを一旦受け止めることから始める事が大切ですし、決して奥様の魅力不足
努力不足だなんてご自身を責めるような事は思わないようにする事も凄く大事です。
せっかく大好きな方と結婚をして、一緒になれた喜びを感じているのに、そこでつまづいてしまう事は凄く勿体ないですし、ご主人を
大事に思うのであれば、一緒にEDを克服しようという気持ちになって、ご主人側の気持ちや悩みを共感する事から始まります。
とても地道な事に感じるかもしれませんが、何事も一朝一夕では出来ない事が沢山あります。
『この状況も私たちの夫婦生活の中では大切な事であり、与えられた試練だと思って、頑張ってみよう。』という思いを持ち、過ごす事でお互いの絆も愛もより深まると感じます。
EDに関しては正直、精神的に疲れている場合にもよくなりますし、年齢によるもの等もありますから、まずは奥様は焦らせないで、優しくご主人を包み込んであげるような歩み寄りの姿勢が大切です。
私の家庭も主人のEDが治ったというよりは、『失敗したっていいじゃない!』という気持ちにさせて、なるべく相手をリラックスさせる
方向に持っていけた事で、2人の可愛い我が子に逢えましたから、必ずEDの克服のチャンスはありますし、いくらでも奥様側の優しい言葉で良い方向に進められる事もありますので、諦めない事が肝心です。
旦那のEDは珍しい事ではない
どうしても何年も付き合っていたり、結婚歴が長くなってくると、スキンシップを取らなくなるのが日本人夫婦の特徴でもありますが、
それによってそのまま旦那さんがEDになってしまう事もありますので、『なんでEDになったの?』と言った様に軽蔑した目で見ないで、
『生きていれば色々な事があるし、EDは珍しい事ではない。』と思って、どうか相手の気持ちを軽くしてあげたり、支えてあげましょう。